2026年のNHK連続テレビ小説『風、薫る』で、見上愛さんとダブル主演を務めている上坂樹里さん。
2005年7月14日生まれ、神奈川県出身で、Seventeen専属モデルとして活動しながら俳優の仕事を重ねてきました。
- 家では姉2人の末っ子として過ごし、5歳上の姉が児童会で活動する姿に影響を受けた。
- 小学校時代、5歳上の姉が児童会で人前に立つ姿を見て、自分も児童会活動に挑戦した。
- 現在の道につながる原点:オーディション
朝ドラ主演までの道のりをさかのぼると、小学6年生で受けたモデルオーディションをきっかけに芸能活動への入口が開いたところから、大きく動き始めています。
その一方で学校では児童会長や生徒会長を務め、家に帰れば2人の姉がいる三姉妹の末っ子として過ごしていました。
上坂樹里の生い立ちと家族|三姉妹の末っ子で外遊びが大好きだった幼少期
上坂樹里さんは三姉妹の末っ子として育ち、幼いころは家の中より外で体を動かして遊ぶことが好きな子どもでした。
後にモデルとしてカメラの前に立つ姿からは少し意外ですが、子どものころはジャングルジムで転んではけがをするような活発な日々を送っていたそうです。
公園やプールへ父と出かけ、ジャングルジムで遊んでいた子ども時代
Seventeenで幼少期を振り返った際には、髪が少なかった2歳ごろは男の子に間違われることもあり、かなりのおてんばだったと明かしています。
外へ出るのが好きで、休日になると父親に公園やプールへ連れて行ってもらっていたといいます。
「外遊びが大好きで、休みの日は必ずお父さんにせがんで公園やプールに連れて行ってもらってたな♡」
Seventeen-Web
ジャングルジムでは転んでしまうことも多く、本人の回想では毎日のようにけがをしていた時期もありました。
小学校へ入るときには、自分で水色のランドセルを選んでいます。
姉2人がいる末っ子|5歳上の姉の姿が学校生活にも影響
家族は両親と姉2人、そして上坂さんという構成で、特に5歳上の姉は後の学校生活にも登場する存在です。
その姉が小学校で児童会長を務めており、上坂さんは姉の姿を見て「楽しそう」と感じ、自分も児童会の役員に立候補するようになりました。
一番上の姉とは誕生日まで同じ7月14日で、本人はSeventeenのブログでもその偶然を紹介しています。
学校では前に立つ役を選ぶ一方、家ではよく独り言を話したり歌ったりして、家族から「うるさい」と言われることもあったそうです。
ただし姉が怒っている雰囲気を感じるとすぐ静かになったといい、家では姉たちに囲まれた末っ子らしい距離感で過ごしていました。
AKB48に憧れ、新体操を6年間続けた小学生時代
小学生になるとAKB48が好きになり、中でも前田敦子さんに憧れて、歌ったり踊ったりしていました。
『ポニーテールとシュシュ』などをまねしていた時期があり、七五三の絵札には「アイドルになれますように」と願いを書いたこともあります。
一方で体を動かす習い事として新体操を6年間続け、学校では騒いでいる男子に「静かにして」と声をかけることもあったそうです。
アイドルへの憧れ、新体操、人前に立つ学校活動が、芸能活動を始める前の小学生時代にはすでに同時に存在していました。
家族情報
公開情報で確認できている家族について、続柄・職業・補足・出典を整理しています。
小学校高学年から中学時代|児童会長、オーディション、演技レッスンへ
小学校高学年になると、姉を見て興味を持った児童会活動が本格的に始まり、その途中で芸能事務所につながるオーディションも経験します。
ここからは学校で役員を続けながら、放課後や休日には芸能活動へ向かう生活へ変わっていきました。
小5で副会長、小6で児童会長になった理由
姉が児童会長をしていた姿に興味を持ち、上坂さんは小学5年生で児童会副会長になりました。
翌年には小学6年生で児童会長となり、姉と同じように学校の代表として動く立場を経験しています。
人前に立つことはこの時期だけの一度きりではなく、後に中学校へ進んでからも続きました。
小学6年の2017年、モデルオーディションから事務所所属へ
芸能活動の入口になったのは2017年、小学6年生のころです。
母親の知人から勧められたことをきっかけに、エイベックスのモデルオーディションへ応募しました。
そのオーディションでは賞の獲得には至らなかったもののファイナリストに残り、現在の所属事務所へ入ることになります。
同じ2017年にはエイベックス主催の「キラチャレ2017」モデル部門で審査員特別賞を受賞しています。
12歳だったこの年に、学校外でモデルを目指す活動が具体的に始まりました。
モデル志望で入った事務所で、母のひと言から演技レッスンへ
所属当初に目指していたのはモデルで、事務所ではポージングやウォーキングなどのレッスンを受けていました。
その後、母親から演技も試してみるよう勧められ、上坂さんは初めて演技レッスンへ参加します。
「母に『演技もやってみたら』と言われて、演技レッスンを受けたときに、とても楽しくて。」
RBB TODAY
モデルになるために入った事務所で、演技という別の仕事に出会ったのが、俳優を目指す最初のきっかけになりました。
中学生では生徒会を続けながらモデルの撮影も経験
中学校へ進むと、上坂さんは小学校に続いて生徒会副会長、生徒会長へ立候補しました。
選挙期間にはクラスを回り、自分の名前への一票を呼びかけ、朝早く学校へ行って下駄箱付近であいさつもしていました。
「上坂樹里に清き一票をお願いします!」
Seventeen-Web
在籍校については、2019年11月の座間市「広報ざま」に交通安全ポスターコンクールの受賞者として「上坂樹里(栗原中学校2年)」という記録があり、本人の年齢と時期も一致しています。
座間市「広報ざま」2019年11月15日号では、座間地区青少年交通安全連絡協議会特別賞の欄に名前が掲載されています。
学校外では2018年に第5期ジュエルナガールとして撮影に参加し、中学生のうちからカメラの前で仕事をする機会も増えていきました。
2019年にはYouTubeを中心に活動した「南青山少女隊」にも参加し、モデル撮影とは違う形で動画に出演する経験を重ねました。
約1年半活動した南青山少女隊は2020年12月に卒業し、高校進学を迎える時期には次の活動へ移っていきます。
中学校の卒業式では生徒会長として送辞を読み、泣かないつもりでいたものの途中で号泣して、その後の合唱では歌えなかったと振り返っています。
芸能活動を始めたあとも、生徒会長として中学校生活を最後まで終えたことが、卒業時の本人投稿にも残っています。
上坂樹里さんは三姉妹の末っ子として育ち、幼いころは家の中より外で体を動かして遊ぶことが好きな子どもでした。
Seventeenで幼少期を振り返った際には、髪が少なかった2歳ごろは男の子に間違われることもあり、かなりのおてんばだったと明かしています。
小学校高学年になると、姉を見て興味を持った児童会活動が本格的に始まり、その途中で芸能事務所につながるオーディションも経験します。
小学生になるとAKB48が好きになり、中でも前田敦子さんに憧れて、歌ったり踊ったりしていました。
高校時代|3度落ちたSeventeenへ4回目も応募
2021年4月に高校生になると、芸能活動はオーディションや映像作品へ広がり、学校では中学時代とは違う友人関係も始まりました。
この年の夏、何度も応募してきたSeventeenのオーディションで大きな節目を迎えます。
姉のお下がり中心だった少女がSeventeenでファッションに目覚める
三姉妹の末っ子だった上坂さんは、幼いころには姉のお下がりの服を着ることが多く、自分で洋服を選ぶ機会はそれほど多くなかったそうです。
小学校6年生ごろにSeventeenを読むようになったことでファッションへの興味が強まり、やがて同誌のモデルオーディションへ応募するようになりました。
ところが最初から合格したわけではなく、3回続けて不合格を経験しています。
高校1年で4度目の挑戦、「ミスセブンティーン2021」に合格
高校1年生だった2021年、上坂さんは4回目のSeventeenオーディションへ応募しました。
3度落ちた経験がありながら、ここで応募をやめるのではなく、もう一度同じオーディションへ向かっています。
「諦めたらもったいないなと。受かったと聞いて、涙が止まりませんでした」
デイリースポーツ
合格を聞いたときは本人だけでなく、知らせを受けた家族も一緒に泣いたといいます。
4度目で「ミスセブンティーン2021」に選ばれ、16歳でSeventeen専属モデルになりました。
高校では友人と写真を撮り、自分で時間を管理する生活へ
高校名そのものは公式プロフィールなどでは公表されていませんが、本人は高校生活について具体的な様子を語っています。
中学校では使えなかったスマートフォンを高校では持てるようになり、休み時間に友人と写真を撮ることが増えました。
フィルムカメラを使ったり、シャボン玉を持って写真を撮ったりする友人もいて、学校での交友関係が広がったといいます。
仕事との両立では、予定を自分で管理するようになり、空いている時間を見つけて課題へ取り組むなど時間の使い方を考える生活へ変わりました。
学校では人見知りでおとなしい一面があり、親しい友人の前では印象が違うと本人も話しています。
Seventeen合格前から俳優の仕事も始まっていた
Seventeenに選ばれた2021年は、モデルだけでなく映像の仕事も動き始めた時期でした。
LINE NEWS「VISION」のドラマ『そらぞら』第5話に出演し、レッスンで興味を持った俳優の仕事を実際の現場でも経験します。
同年6月のインタビューでは、まだSeventeen合格が発表される前から、将来について次のように話していました。
「いつかは朝ドラのヒロインになりたいなと思っています。」
RBB TODAY
朝ドラ主演という目標は、ブレイク後に突然出てきたものではなく、高校1年生の時点ですでに本人の口から出ていました。
高校時代後半|初主演から地上波ドラマのヒロインへ
Seventeen専属モデルになった後も俳優の仕事は続き、2022年からは役の中心を担う機会が増えていきます。
学校へ通う一方で、撮影現場では感情の出し方や表情を細かく考える仕事に向き合うようになりました。
2022年『可愛くなったらさようなら』で初主演
2022年にはLINE NEWS VISIONの縦型ドラマ『可愛くなったらさようなら』で初主演を務めました。
演じたのは普段の会話では感情を抑えている人物で、撮影前には目の使い方やまばたきの回数まで考えながら役を作っています。
それまでのレッスンで芝居に興味を持った段階から、作品の中心で役を組み立てる段階へ進んだ仕事でした。
同年にはNHK『ヒロイン誕生!ドラマチックなオンナたち』にも出演し、映像作品での経験を続けています。
2023年『生理のおじさんとその娘』で地上波ドラマのヒロインに
2023年にはNHK特集ドラマ『生理のおじさんとその娘』で、原田泰造さん演じる主人公の娘・光橋花を演じました。
オーディションを経て決まった役で、感情を強く表に出す場面では、どの瞬間に怒りが生まれたのかを監督や制作陣と相談しながら表情を調整しています。
撮影前は原田さんを前に緊張していたものの、現場では会話しやすい雰囲気を作ってもらい、親子役として芝居を重ねました。
放送後には、自分の演技だけでなく、作品が扱ったテーマについて視聴者の間でさまざまな意見が交わされていることにも目を向けています。
作品を通してメッセージを届けることも俳優の役割だと考えるようになったのは、このドラマを経験したころでした。
『いちばんすきな花』への出演で連続ドラマへ
同じ2023年にはフジテレビ系『いちばんすきな花』第8話にも出演しました。
初主演、NHK特集ドラマのヒロイン、民放連続ドラマへの出演と、高校生活の後半に映像作品での仕事が途切れず続いていきます。
モデルとしてはSeventeenの撮影を続けており、モデルと俳優を並行する高校時代になりました。
高校卒業後は俳優の仕事が本格化|学園ドラマから朝ドラオーディションへ
2024年に高校生活を終えた後は、学業のある生活から俳優やモデルの仕事を中心とする時期へ進みます。
検索されることの多い大学については、所属事務所やSeventeenの公式プロフィールで進学先となる大学名は公表されていません。
2024年『ビリオン×スクール』、2025年『御上先生』へ
2024年にはフジテレビ系『ビリオン×スクール』で梅野ひめ香役を務め、連続ドラマへレギュラー出演しました。
2025年にはTBS系日曜劇場『御上先生』で東雲温役を演じ、松坂桃李さん演じる教師と生徒たちを描く学園ドラマに参加します。
『御上先生』の現場では、生徒役の出演者たちが休憩時間に一緒に食事をすることもあり、同世代の俳優が多い撮影環境を経験しました。
高校を卒業した翌年には、日曜劇場の生徒役から朝ドラ主演を決めるオーディションへ向かうことになります。
朝ドラオーディションは3度目、初めて書類審査の先へ
上坂さんにとって『風、薫る』は、初めて受けた朝ドラオーディションではありませんでした。
それまでにも2度挑戦していましたが、いずれも書類審査で通過できず、3度目となる『風、薫る』で初めて対面審査まで進んだと語っています。
高校1年だった2021年に口にしていた「朝ドラのヒロイン」という目標から、約4年が経っていました。
最初の2回は会場へ進むことさえできず、3回目で初めて審査員の前に立つところまで進んだという順番です。
2410人から『風、薫る』主演へ|高校時代から口にしていた目標が現実に
2025年に行われた『風、薫る』の主演オーディションには2410人が参加しました。
上坂さんは最終審査まで残りましたが、本人がその場で感じていた感触と、後に知らされる結果は大きく異なっていました。
最終オーディション後は「手応えがなかった」
最終審査を終えた上坂さんには、主演に近づいたという感覚より、うまくできなかった部分への悔しさが残っていました。
「オーディションの手応えも自分の中では全くなくて」
STREAM
そのため、最終審査まで進んだこと自体は大きな前進でも、本人は主演決定を予想していませんでした。
本人が「決まった」と感じた審査ではなく、悔しさを残して帰った審査の先に主演という結果が待っていました。
朝ドラ主演はサプライズで知らされた
主演決定を知らされたのは、2025年度後期朝ドラ『ばけばけ』でヒロインを務める髙石あかりさんが同席したサプライズの場でした。
マネージャーと髙石さんから『風、薫る』の大家直美役に決まったことを示すメッセージを渡され、そこで初めて結果を知りました。
2025年6月3日に主演が正式発表され、見上愛さんと上坂樹里さんがダブル主演を務めることが公表されました。
高校1年生のころから言葉にしていた朝ドラ主演が、約4年後に初めて対面審査まで進んだ作品で決まりました。
英語をゼロから学び、大家直美役へ
『風、薫る』で演じる大家直美は、英語を身につけて生きる人物で、撮影に向けて上坂さん自身も英語のレッスンを始めました。
もともと英語を得意として役へ入ったのではなく、作品のために基礎から取り組んでいます。
「『風、薫る』では英語を話す役だからレッスン受けてるんだ。」
Seventeen-Web
高校を卒業すると新しく学ぶ機会が少なくなるという実感もあり、ドラマのためだけで終わらせず英語を続けたいとも話しています。
演技レッスンとの出会いから始まった俳優の仕事は、朝ドラの役を演じるため新しい言語まで学ぶところへ広がりました。
朝ドラ主演とSeventeenモデルを並行する現在
『風、薫る』は2026年3月30日に放送が始まり、上坂さんは大家直美役として朝ドラの中心に立っています。
一方で、16歳で4度目の挑戦からつかんだSeventeen専属モデルの活動も続いています。
モデル志望でオーディションを受けた小学6年生から9年後、21歳となった現在は俳優とモデルの両方で活動しています。
父親と公園へ出かけ、姉の児童会長姿を見て自分も学校の前へ出るようになった子ども時代から、上坂樹里さんの時間は少しずつ芸能活動へ近づいていきました。
小学6年生のモデルオーディション、所属後の演技レッスン、4度目のSeventeen挑戦を経て、高校時代に口にしていた朝ドラ主演という目標へ進みました。
現在は『風、薫る』で大家直美を演じながら、Seventeen専属モデルとしても活動を続けています。
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