早瀬憩の生い立ちと家族|小学生で欅坂46に憧れ、オーディションから女優になるまで

早瀬憩
ひと目でわかるプロフィール 早瀬憩
はやせいこい
出身地
千葉県
生まれ年代
2000年代生まれ
活動ジャンル
女優
性別
女性
育った家庭
芸能界入りを目指した中学生時代から母が応募写真の撮影や出演作の振り返りを支えている。
キャリアの原点
2019年の『デビュー“推しメン”合同面接会&宣材撮影会』への応募が芸能活動開始のきっかけ。
人生の転機
映画『私はあなたを知らない、』の難役に向き合った経験を経て、目標が「新垣結衣さんのような俳優」から「唯一無二の俳優」へ一段階変化した。

早瀬憩(はやせ・いこい)さんは、2007年6月6日生まれ、千葉県出身の俳優です。

『ブラッシュアップライフ』『虎に翼』への出演、新垣結衣さんとのW主演映画『違国日記』などで知られていますが、最初から俳優だけを目指していたわけではありません。

早瀬憩さんを理解する3つのポイント
  1. 小学生のころから欅坂46などに憧れ、中学1年でオーディションへ応募。母が履歴書用の写真を何枚も撮影した。
  2. 2019年の『デビュー“推しメン”合同面接会&宣材撮影会』への応募が芸能活動開始のきっかけ。
  3. 映画『私はあなたを知らない、』の難役に向き合った経験を経て、目標が「新垣結衣さんのような俳優」から「唯一無二の俳優」へ一段階変化した。

小学生のころは本をたくさん読む子どもで、欅坂46のライブやファッションショーを見たことから芸能界へ興味を持ち、中学1年生だった12歳のころ、自分で見つけたオーディションへ応募しました。

CMから活動を始め、中学、高校と学校生活を続けながら出演作を増やし、2026年春の高校卒業後は大学へ進学せず俳優業に専念しています。

19歳になった2026年には映画『私はあなたを知らない、』の初ヒロインを務め、11月公開予定の『呪いのスマホ』では映画単独初主演も決まりました。

早瀬憩の生い立ちと家族|千葉県で本を読むことが好きだった子ども時代

早瀬憩さんは千葉県で育ちましたが、出生した市町村や通っていた小学校名は公表していません。

一方で本人のインタビューには、本、水泳、家族との時間など、子どものころの暮らしが見える具体的な話がいくつも残っています。

小学生で1年間に約365冊を借りた読書生活

小さいころから本を読むことが好きで、小学生時代には学校で本をたくさん読んだ生徒に賞状が贈られる制度があり、それも読書量が増えるきっかけになりました。

ある1年間には約365冊の本を借りるほど読み続けています。

得意科目は国語で、文章問題を解くことも好きだったそうです。

「1年間で365冊くらい借りたりしていました」

CMNOW WEB

本を開く場所は学校だけではなく、家や移動中の電車にも広がっていました。

後に俳優として忙しくなってからも読書は趣味として残り、所属事務所の公式プロフィールにも読書が挙げられています。

両親・弟に支えられた家族の日常と、幼いころから続けた水泳

家族については、本人が弟がいる2人兄弟だと明かしています。

芸能界へ進むことについても両親は協力的で、後に本人は両親から「やりたいことをやって」と背中を押してもらったと話しています。

母親はこのあとオーディションの応募写真を撮ったり、出演作品を一緒に見たりする存在になりますが、その話は実際に芸能活動が始まる時期に登場します。

もう一つ、幼いころから続けていたのが水泳です。

幼稚園か小学生のころにスイミングスクールへ通い始め、当時はコーチが厳しく、本人にとって単純に楽しいだけの習い事ではなかったそうです。

それでも泳ぐ技術は残り、現在はバタフライや背泳ぎもできる水泳が特技になっています。

小学6年生で見た欅坂46のライブが芸能界への最初のきっかけ

早瀬憩さんが芸能界を意識するようになったのは、小学6年生ごろでした。

好きだった欅坂46(現在の櫻坂46)のライブへ足を運び、ステージ上のメンバーから元気や勇気を受け取ります。

客席で見た人たちのように、自分も誰かへ希望を与える存在になりたいと思ったことが、芸能界へ向かう最初のきっかけでした。

「私もこんな風に人に希望を与えられるような存在になりたい」

マイナビニュース

ファッションショーでモデルが歩く姿にも惹かれていたため、このころは「俳優になる」という一つの進路に絞ってはいませんでした。

家族情報

公開情報で確認できている家族について、続柄・職業・補足・出典を整理しています。

母

オーディション応募用の写真を何枚も撮影し本人を支えた。氏名・職業など未確認情報は登録しない。

信頼できる媒体 出典を見る

12歳で自分からオーディションへ|母親と選んだ応募写真

ライブやファッションショーへの憧れは、中学校へ進むころには「見る側」から「応募する側」へ変わっていきます。

ここで早瀬憩さん自身が動き、芸能活動への入り口を見つけました。

アイドルかモデルか決めきれないまま芸能界を目指した

芸能界へ入りたい気持ちは生まれていましたが、当初はアイドル、モデル、俳優のどれを中心にしたいのかまでは決まっていませんでした。

欅坂46が好きだったためアイドルにも興味があり、ファッションショーを見ればモデルの仕事にも惹かれました。

そこで最初から一つに絞るのではなく、芸能界でさまざまな仕事を経験していくことになります。

2019年「推しメン合同面接会」へ応募してスペースクラフトに所属

中学1年生だった2019年、早瀬憩さんはオーディション情報サイト「Deview/デビュー」へ登録しました。

そこで見つけたのが、「デビュー“推しメン”合同面接会&宣材撮影会2019秋」です。

書類と動画による選考を通過した参加者が、都内でプロによる宣材撮影を受け、複数の芸能プロダクションと面接する企画でした。

応募時には母親が写真を何枚も撮り、その中から本人らしく見える一枚を選んで履歴書へ使いました。

「応募写真は母に何枚も撮影してもらい、一番私らしい写真を選びました」

Deview

12歳でこの合同面接会に合格し、スペースクラフトへの所属が決まりました。

面接で意識した姿勢と目線、最初はさまざまな仕事へ挑戦

履歴書には好きなことや趣味をできるだけ書き、面接では背筋を伸ばして、質問している人の目を見ることを意識しました。

所属が決まっても、すぐに大きなドラマの役が来たわけではありません。

2020年にはNTT西日本の企業CMへ出演し、CMの仕事から映像の現場を経験していきます。

芸能活動開始は2019年、CMデビューは2020年で、演技を中心とする俳優の仕事へ進むのはそのあとでした。

人生年表 早瀬憩さんの歩み
幼少期
育った場所・環境

小学生のころから欅坂46などに憧れ、中学1年でオーディションへ応募。母が履歴書用の写真を何枚も撮影した。

Deview|早瀬憩インタビュー
家庭
家族・家庭環境から受けた影響

母が応募写真の撮影を手伝い、出演作も一緒に見て良かった点・改善点を話すなど継続的に活動を支えている。

Deview|早瀬憩インタビュー
幼少期
早瀬憩の生い立ちと家族|千葉県で本を読むことが好きだった子ども時代

早瀬憩さんは千葉県で育ちましたが、出生した市町村や通っていた小学校名は公表していません。

中学校
中学時代は卓球部|学校生活と芸能活動が同時に始まる

芸能活動が始まった一方で、中学校では普通に部活動や友人との時間を過ごしていました。

原点
現在の道へ進んだきっかけ

2019年の『デビュー“推しメン”合同面接会&宣材撮影会』への応募が芸能活動開始のきっかけ。

Deview|早瀬憩インタビュー
原点
小学6年生で見た欅坂46のライブが芸能界への最初のきっかけ

早瀬憩さんが芸能界を意識するようになったのは、小学6年生ごろでした。

原点
CM出演を重ね、2021年『恋です!』で俳優デビュー

CMの現場を経験したあと、2021年には日本テレビ系ドラマ『恋です!〜ヤンキー君と白杖ガール〜』へ出演しました。

転機
人生が動いた出来事

映画『私はあなたを知らない、』の難役に向き合った経験を経て、目標が「新垣結衣さんのような俳優」から「唯一無二の俳優」へ一段階変化した。

Deview|早瀬憩インタビュー

中学時代は卓球部|学校生活と芸能活動が同時に始まる

芸能活動が始まった一方で、中学校では普通に部活動や友人との時間を過ごしていました。

所属していたのは卓球部です。

流行に疎く、あだ名は「おばあちゃん」

中学生の早瀬憩さんには、芸能活動をしている姿からは少し意外なあだ名がありました。

友人たちの間で流行している言葉や物事に疎く、話を聞いては「そうなんだ」と教えてもらうことが多かったため、「おばあちゃん」と呼ばれていたそうです。

クラスメイトからの第一印象は「おとなしそう」「真面目そう」と見られやすかった一方、仲良くなるとよくしゃべり、よく笑うため、最初の印象と違うと言われていました。

学校では卓球部、校外では撮影やオーディションという二つの時間が並ぶ中学生生活になっていきます。

CM出演を重ね、2021年『恋です!』で俳優デビュー

CMの現場を経験したあと、2021年には日本テレビ系ドラマ『恋です!〜ヤンキー君と白杖ガール〜』へ出演しました。

奈緒さんが演じた赤座イズミの幼い時代を担当し、これがテレビドラマへの初出演になりました。

アイドルやモデルも候補にあった中で、ドラマの現場を重ねるにつれて「演じること」が一番楽しい仕事へ変わっていきました。

2022年にはドラマ『津田梅子〜お札になった留学生〜』『ひきこもり先生 シーズン2』、映画『Dr.コトー診療所』などへ出演し、少しずつ芝居の現場が増えていきます。

『ブラッシュアップライフ』で中学生役を演じ注目される

中学校卒業を控えた2023年には、日本テレビ系『ブラッシュアップライフ』へ出演しました。

演じたのは、夏帆さんが大人の時代を担当した門倉夏希の中学生時代です。

安藤サクラさん演じる近藤麻美が何度も人生をやり直す物語の中で、麻美の幼なじみの若い時代として登場しました。

大人の俳優が演じる人物の昔を担当する仕事は、このあと『うちの弁護士は手がかかる』『虎に翼』でも続いていきます。

高校生活と俳優業|入学式から『うちの弁護士は手がかかる』まで

2023年春、早瀬憩さんは高校へ進学しました。

高校名は公表していませんが、本人は学校で起きた出来事や友人との過ごし方について具体的に話しています。

入学式でお腹が鳴り、樹海の宿泊行事で友達との距離が縮まった

高校生活最初の思い出として挙げたのが、入学式での出来事でした。

緊張したうえにお腹も空いており、静かな式の最中にごまかせないほど大きくお腹が鳴ってしまったそうです。

入学して間もないころには、生徒同士が仲良くなるための行事で樹海へ行きました。

じめじめした暗いトンネルへ入り、まだ親しくなっていなかった同級生と同じ部屋へ泊まるという時間を過ごしたことで、友人との距離が一気に縮まりました。

学校へ戻れば放課後に友達とご飯を食べる普通の高校生

高校へ入ると撮影で学校を休む期間も増えていきましたが、本人にとって学校は芸能活動とは違う時間を過ごせる場所でした。

撮影が続いたあとに久しぶりに登校すると、友人と会い、放課後に一緒にご飯を食べ、何気ないことを話して笑っていました。

「私にとって学校は、良い意味で肩の力を抜いていられる場所です」

Bezzy

作品へ集中する撮影現場と、くだらないことで友人と笑える学校が、高校時代には同時に存在していました。

一方で現場そのものも好きになり、自分の出番が終わったあとまで残り、キャストやスタッフと話すことも増えていきます。

憧れた欅坂46の平手友梨奈と同じ役を演じた

高校1年生だった2023年秋、フジテレビ系『うちの弁護士は手がかかる』へ出演しました。

平手友梨奈さんが演じる弁護士・天野杏の中学生時代を担当しています。

小学生のころ芸能界へ興味を持つきっかけになった欅坂46で活動していた平手さんと、数年後に同じ人物の異なる年代を演じる仕事でつながりました。

客席から欅坂46を見ていた小学生が、高校生になるころには平手友梨奈さんと同じ役を演じていました。

役作りでは声のトーンや目つき、話す速さまで「杏ならどうするか」を考え、監督と相談しながら調整しています。

母親と放送を見ながら声や会話のテンポを反省会

撮影が終わったあとも、早瀬憩さんの芝居はそこで完結しませんでした。

自宅では母親と出演した映像を一緒に見て、良かったところと改善したいところを話し合っていました。

「母と一緒に見て、良かったところ・悪かったところの反省会をします」

WANI BOOKS NewsCrunch

声が高すぎてせりふが聞き取りにくくなっていないか、複数人の会話で自分だけテンポが遅れていないかなど、話し合う内容はかなり具体的でした。

オーディション写真を撮った母親は、出演作が増えたあとには一緒に映像を見返す相手にもなっていました。

高校1年の『違国日記』撮影から『虎に翼』へ|出演作が大きくなっていく

高校1年生の2023年は連続ドラマだけでなく、早瀬憩さんにとって初めて長い期間を過ごす映画の現場も進んでいました。

その作品が、ヤマシタトモコさんの漫画を実写化した『違国日記』です。

何度も受けたオーディションで『違国日記』田汲朝役をつかむ

田汲朝役はオーディションで選ばれ、早瀬憩さんは選考を何度も受けました。

マネージャーたちから期待されていることも感じており、本人の中には「絶対受かってみせよう」という気持ちがあったそうです。

合格後は原作漫画をそろえ、現場にも持ち込み、撮影する場面に近い原作のページを読み返しながら朝という人物を確かめていました。

それまで長かった髪も、監督やヘアメイク、マネージャーと相談して初めて短くカットしています。

何百人もの候補が参加した朝役のオーディションから、当時15歳だった早瀬憩さんが選ばれました。

新垣結衣との撮影で初めて長期間の映画現場へ

『違国日記』では、新垣結衣さんが小説家・高代槙生、早瀬憩さんが姪の田汲朝を演じ、W主演を務めました。

撮影の最初は人見知りが出てしまったものの、新垣さんの方から話しかけてもらったことで、次第に自然に接するようになったと話しています。

新垣さんが自分の役だけでなく、共演者やスタッフを含めて作品全体を考え、監督と繰り返し話す姿も間近で見ていました。

早瀬憩さんにとって『違国日記』は映画初主演であり、初めて長期間ひとつの映画現場へ入った作品になりました。

撮影を終えたあと、本人は演技の難しさに何度もぶつかった一方、芝居をしている自分が一番生き生きしていると改めて感じたと語っています。

『虎に翼』で山田よねの少女時代を演じる

高校2年生になった2024年4月には、NHK連続テレビ小説『虎に翼』へ出演しました。

担当したのは、土居志央梨さんが演じる山田よねの少女時代です。

家を飛び出し、男装して生きることになるよねの過去が描かれる場面で登場しました。

『ブラッシュアップライフ』『うちの弁護士は手がかかる』に続き、別の俳優が演じる人物の若い時代を担う役が続いた時期でもありました。

『違国日記』『あのコはだぁれ?』の公開へ続き新人賞を受賞

2024年6月には『違国日記』が公開され、翌7月には清水崇監督のホラー映画『あのコはだぁれ?』へ三浦瞳役で出演しました。

この2作品での演技により、2024年には第16回TAMA映画賞 最優秀新進女優賞を受賞しました。

同年11月にはスペースクラフトを離れ、レプロエンタテインメントとマネジメント契約を結んだことを本人が発表しています。

2025年には『違国日記』『あのコはだぁれ?』で第67回ブルーリボン賞新人賞にも選ばれました。

12歳で合同面接会へ応募してから約5年で、映画賞の新人賞を受けるところまで仕事が広がりました。

高校3年生でも学業を続け、卒業後は俳優一本へ

出演作や受賞が増えても、高校を卒業するまでは学業が生活からなくなったわけではありません。

2025年には高校3年生となり、撮影と学校の課題を行き来する最後の一年を迎えました。

学校の課題、撮影、ベースやカメラを行き来した高校最後の時期

休みの日には学校の課題へ取り組みながら、読書やベース、カメラなど自分の好きなことへ時間を使っていました。

カメラでは撮影で訪れた土地の景色や街並みだけでなく、空き時間にスタッフや共演者を撮ることもありました。

以前仕事をしたカメラマンから人物を撮ることを勧められ、撮影したことをきっかけに共演者との会話が始まる場合もあったそうです。

2025年にはJR東日本のSuica CM「たみちゃんの上京」篇でも話題になり、家族とテレビを見ていたときに自分のCMが流れたこともありました。

その場には母親もおり、以前一緒に仕事をした監督と再び撮影できた事情も知っていたため、「良かったね」と声をかけてもらっています。

撮影現場で仕事をし、自宅では課題を進め、学校へ行けば友人と過ごすという生活が高校3年生まで続きました。

受験生と同じ年に「inゼリー」で受験生役を演じる

2025年12月には、森永製菓「inゼリーエネルギー」のCM「受験にinゼリー 緊張も味方に」篇へ出演しました。

当時の早瀬憩さん自身も高校3年生で、CMでは入学試験を前に緊張する受験生を演じています。

一人の受験生だけでなく、不安な心の声を表す6人の「分身」も本人が演じ分けました。

自分と同じ高校3年生の時期に、受験当日の高校生をCMで演じる仕事になりました。

卒業前に難役をつかみ、2026年春に高校卒業|大学へ進学せず俳優の仕事を選ぶ

高校卒業を迎える前には、中野量太監督の映画『私はあなたを知らない、』のオーディションも受けました。

演じる朝子は、幼いころに母親を殺された事件の真実を知るため、服役中の男・西山夕平に会いに行く人物です。

台本を初めて読んだ段階では自分の力量では生ききれないほど難しい役だと感じながらも、中野監督のもとで朝子を演じたいという思いを強くし、オーディションで役をつかみました。

撮影を終えたのち、2026年春に高校を卒業しました。

大学などへは進学せず、それまで学業優先で続けてきた生活から、俳優の仕事一本へ切り替えています。

「今はお仕事1本になって、大好きなお芝居に時間を費やせる」

日刊スポーツ

中学1年生から続いていた「学校と芸能活動を両方続ける生活」は、2026年春に初めて終わりました。

高校卒業後の早瀬憩|学生役からさらに幅のある作品へ

高校を卒業した2026年春から、早瀬憩さんは初めて学業のない俳優生活へ入りました。

その時期にも、オーディションで得た役や高校生役との縁が続いています。

『サバ缶、宇宙へ行く』で念願だった学園ドラマへ

2026年4月、フジテレビ系月9ドラマ『サバ缶、宇宙へ行く』へ出演しました。

早瀬憩さんが演じた宮井恵は、希望していた学校へ進めず目標を失っていたところ、先輩たちが残した宇宙食開発の記録を見つける高校生です。

役はオーディションで決まり、早瀬さんにとって月9ドラマ初出演にもなりました。

高校を卒業した直後に再び高校生を演じることになりましたが、本人には以前から学園ドラマへ出演したいという希望がありました。

「学園ドラマへの憧れもあったので、それが『サバ缶、宇宙へ行く』という作品で叶うことが幸せです」

フジテレビ

高校生活では友人との何気ない放課後を大切にしていた本人が、卒業後最初の時期に学園ドラマの教室へ戻ることになりました。

『私はあなたを知らない、』の公開を控え、映画初ヒロインの経験を語る

高校卒業前に撮影した『私はあなたを知らない、』は、2026年8月28日に全国公開を予定しています。

早瀬憩さんにとって映画初ヒロインとなる作品で、主演の坂口健太郎さんと対峙する朝子役を務めました。

撮影では物語の順に近い形でシーンを重ね、朝子の感情を少しずつ蓄積していきました。

プロデューサーの深瀬和美さんによると、自分の撮影がない日にも現場へ行き、5歳の朝子を演じる倉田瑛茉さんの芝居を見ながら、同じ人物を演じる感覚をつかもうとしていたそうです。

中野量太監督も、オーディションの段階から役へ近づこうとする姿勢を感じていたと明かしています。

12歳の面接会では姿勢と目線を意識していた少女が、18歳の撮影では自分の出番がない日まで現場へ足を運ぶようになっていました。

「誰かのように」から「唯一無二」へ変わった19歳の目標

『違国日記』の撮影後、新垣結衣さんは早瀬憩さんにとって目標とする俳優の一人になりました。

ブルーリボン賞を受賞した17歳のころには、新垣さんのように多くの人から愛される俳優になりたいという目標を語っています。

そこからさまざまな現場や人物と出会い、『私はあなたを知らない、』でこれまで経験のない感情表現にも挑んだあと、目標を尋ねられたときに前へ出た言葉が「唯一無二」でした。

新垣さんへの憧れが消えたわけではなく、誰か一人をそのまま目標にするところから、自分自身の俳優像を言葉にする段階へ進んでいます。

19歳の現在は「唯一無二」でありながら、長く芝居を続けられる俳優になることを目標にしています。

さらに2026年11月13日には、榊ユラ役を務める学校ホラー『呪いのスマホ』が公開予定で、映画では初の単独主演となります。

千葉県で本を読み、学校と水泳の時間を過ごしていた子ども時代から、小学6年生で見たライブをきっかけに芸能界への入口が生まれました。

12歳で自分からオーディションへ応募したあと、CM、ドラマ、映画の現場と学校生活を並行し、『違国日記』の主演を経て俳優の仕事が大きくなっていきました。

高校を卒業した2026年からは学業のない俳優生活へ入り、19歳の現在は映画初ヒロインから単独主演へと次の作品が続いています。

参考・出典 この記事で参照した主な資料
正本DB確認日:2026-09-15

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